生物部 第59回日本生態学会大会で発表

2012.04.15

 3月20日、龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市)で開催された第59回日本生態学会大会の高校生ポスターの部に、生物部のおとめ山班(中1:4名、中2:3名、高1:2名)で参加してきました。日本生態学会大会には世界各国から2000名以上の研究者が参加します。
 2009年から新宿区おとめ山公園で続けてきた研究をまとめ、発表しました。発表タイトルは、「プランクトン群集に湧水や水生動物が及ぼす影響〜新宿区おとめ山公園の野外調査とミクロコスム実験の考察〜」です。ポスター作成中は、参加部員の半数がインフルエンザに罹患し、一時は発表することすら危ぶまれましたが、無事に快復し、総力を挙げてなんとかポスターも完成し、参加予定者全員で無事に発表することができました。
 ポスターの前には、多くの研究者の方々に来て頂き、厳しいご指摘や励ましをいただいたり、熱心なアドバイスを多くいただきました。生徒達はとても緊張しているようでしたが、熱心に説明し、アドバイスもしっかりと受け止めていました。海城生物部OBの研究者の方も発表を見に来てくださり、当時の生物部の話を交えながらアドバイスをしていただきました。生徒達にはとても良い刺激になったと思います。
  今回いただいたアドバイスと発表した経験を基に、これからより研究を深めていってもらいたいです。なお、今回の発表で「ナチュラルヒストリー賞」を受賞することができました。
<生物部顧問>

看板の前で集合写真。



発表の様子

ポスターと同じ内容のプリントも作り配布しながら説明しました。

様々な研究者の方にアドバイスをしていただきました!

中学生も発表しました。

ポスターの前で集合写真。