アメリカ研修 添乗員さんインタビュー①

2012.04.03

  • アメリカ研修

帰りの飛行機の中で、昨年の研修にも関わっていただいた、JTBの林さんにお話をうかがいました。
林さん

引率教員A(以下A):お話をうかがって、海城プレスにと思っていたのですが、なかなか時間がなく、飛行機の中になってしまいました。今回は引率教員含めて大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
林さん(以下H):いえいえ。こちらこそ、ありがとうございました。
A:早速ですが、2週間近く海城生と一緒にいたわけですが、彼らに対する印象を教えてください。
H:私が言うことをちゃんと聞いてくれるので、とてもありがたかったです。それと、やっぱり、みなさん本当に優秀だなあと思いました。英語に対しても積極的に取り組んでいますし。
A:そうですか。ありがとうございます。具体的にどんなところからそう感じられましたか?
H:はい。例えばアカデミーの先生やお店の人と話をする前に、私にどうすれば良いか聞きにきたりする時も、英語でどう言うのかっていう質問はしてこないんです。私が日本語で言うと、それを自分たちで英語に直して、コミュニケーションをとろうとするんです。
A:なるほど。確かに、自分で、英語で、話してみようとしている者が多かったですね。
H:はい。ボーリングに行った時のことですが、スコアを表示する画面に自分たちの名前を入力する際に、本当は6人なのに、5人で登録してしまって、それを修正したいって言ってきたことがあって、その時も私に言いにきた後、ボーリング場の人に自分たちで伝えにいってましたね。
A:なるほど。
H:そうやって、自分たちで英語を使ってなんとかしようという姿勢は素晴らしいと思います。


A:ありがとうございます。ボーリング場のことは知りませんでした。私たちが見ていないところで、生徒たちはけっこう林さんとコミュニケーションをとっていたようですね。
H:はい。色々と話かけてくれて楽しかったです。男子校の生徒さんは、恥ずかしがって話をしてくれないことも多いので、嬉しかったです。
A:そうですか。そう言っていただけると本当にありがたいです。
H:生徒さんが間違って、私のことを「先生!」って呼んだことがあって、その後とても恥ずかしそうにしていました。
A:本当にお世話になったので、親しみをこめて自然と「先生!」と呼んでしまったのでしょうね。我々よりもずっと林さんのことを頼りにしていましたから。
H:いえいえ、そんなことないですよ。
A:いや。本当にそう思いますよ。(続く)
〈引率教員A〉