アメリカ研修25(百人一首2)。

2012.03.27

  • アメリカ研修

(承前)
 「源平」形式を紹介・実演したあとは、「ちらし」。

 日本語クラスの8人に参加してもらう。

 日本でいう高校2年生段階のクラス。
 かなり平仮名は読めるようだ。
 海城のチャンピオンたちが、札の場所を指さしたり、エリアをしぼったり。

 居合わせた別の海城生よりも素早く札をとる生徒も出現。
 和歌の読み方の朗詠調をおもしろがっていた生徒がいた。なんでそんなふうに読むのかと。
 クールだからじゃないですか? と答えておいた。

 ほんのわづかな時間だったけれど、楽しんでもらえたと思う。
 メシックス先生も、ビデオではみたことあるけれど、ライブで見たのは初めてだとおっしゃってくれた。
 800年以上も昔に読まれた和歌がこのヴァーモントで音になってゲームになっている。
 とても不思議な空間だった。藤原定家ならどう思うだろうか。
 (引率教員 B)