11月20日（日），地学部は，日本科学未来館などで行われたサイエンスアゴラというイベントに参加しました。サイエンスアゴラは，「アゴラ＝広場」という意味からもわかるように，サイエンスに関するものを扱ったたくさんのブースがあったり，サイエンスに関わる様々な会合や講演会などが行われたりするイベントです。
11月18日からの3日間で開催されましたが，授業の関係もあり，地学部は20日のみに参加し，午前中は，それぞれが自由行動でブースなどをまわりました。部として参加したのは，午後から行われた「それって本当？ −3/11大震災をテーマに−」というイベントでした。趣旨は，大震災を受けて，あふれる情報から科学的に正しい情報を選び取り，自ら考えを組み立てていくことの大切さ理解を深めるというものです。具体的には，震災で発生した津波に関連して，物理で習う波の性質を班毎に作図などで考え，その後，実際の海底地形に対してどのような津波の伝わり方になるかを考えました。また，我々はどのように情報を捉え，どう対応していけばいいのかについてもお話がありました。暖かい天気で色々なことを考える良い一日になったでしょうか。
サイエンスアゴラ：http://scienceagora.org/
それって本当？ −3/11大震災をテーマに−：
http://www.scienceagora.org/scienceagora/agora2011/program/Mb-57.html

最も多くのイベントが行われた日本科学未来館の前で記念写真。

午前中，ブースをまわる生徒。ここでは福島へメッセージも送りました。

それって本当？ −3/11大震災をテーマに−」の様子

波の性質を考える活動で，自分の班の考えを議論する生徒

ホワイトボードの他グループの結果を見る生徒たち