理科・地学部:筑波学院大学・講義「情報の活用と整理」,地質標本館見学
2011.08.07
8月6日(土),地学部は,茨城県つくば市へ出かけ,地質標本館の見学(午前),筑波学院大学において情報に関する講義(午後)を行いました。
今日の目的は,情報に関する授業です。地学部の活動にも情報の活用があると良いことが増えてきています。例えば,野外に出かけたことを文化祭で発表したり,普段の研究を充実させたり,活動内容を簡単な資料にして色々な人に配布したりします。そこで,筑波学院大学 経営情報学部の松岡東香先生に,地学部で使える情報活用や統計処理に関する講義・実習をお願いしました。
今日は,導入として,「情報の活用と整理」について話を伺いました。松岡先生は,地学の研究者でもあり,情報の活用と整理をはじめ,卒業後の進路や研究の世界の話,日常生活の話などもあり,多方面の話を聞くことができました。これらは地学部の活動や学校生活にも役立つ話でした。
また,つくば市までせっかく出かけたので,午前中は地質標本館を見学しました。ここは,ついでというには失礼な場所ですが,第一級の岩石や鉱物など,地質に関する様々な資料や様々な情報があります。有意義な一日になったでしょうか。
筑波学院大学での講義「情報の整理と活用」の様子。整理と整頓の違い,活用するための取捨選択など,情報=パソコンでないことがわかったのではないでしょうか。パソコンは有用な道具の1つであり,使う人間側の考え方が大切だと感じました。
同じく講義風景。3時間くらいの講義でしたが,参加した10人の生徒が,皆,起きていました。私もあっという間に時間が過ぎてしまいました。
地質標本館。巨大なアンモナイトの化石。日本の北海道で産出したものです。
地質標本館。玉滴石と蛍石です。蛍光鉱物を含む岩石です。これらに紫外線を当てると…。光ります。