中学アメリカ海外研修その4

2011.03.28

  • アメリカ研修

<7日目(3月26日(土))>
今日は土曜日、海城生はホストファミリーと何をしたのでしょうか。
引率教員は、Academyの社会科の先生、Glenn Ehrean先生に、
Burlington(バーリントン)という湖畔の町に車で連れて行って
頂きました(ヴァーモント州で最大の都市です)。
Lake Champlainという湖まで歩きましたが、あまりにも寒く、
湖畔からは10分ほどで撤退。
このLake Champlainという湖について、面白い話を聞くことができました。
かつて、あるヴァーモント州の政治家が、「Lake Champlainを五大湖
に加えましょう」ということを言い出したのだそうです。しかし、
ミシガン湖(←五大湖の一つです)の周辺に住む住民が、
「Lake Champlainが五大湖だって?!
何を寝ぼけたことを言っているんだ!」と言い、非常に激怒したとのこと。
政治家の計画は白紙に戻ったそうです。面白い話ですね。
書店などのいくつかのお店で買い物を楽しみ、昼食をとったあと、St. Johnsburyに
戻りました。
夕方、Lovett校長先生の邸宅にお招き頂き、カクテルパーティーに参加。
その後、レストランで15人ほどでディナーを楽しみましたが、海城生のことも
当然ながら話題になりました。
Gessner先生曰く、「今年の海城生は今までとは少し違いますね。彼らは
熱意とエネルギーに満ち溢れています。明日のフェアウェル
パーティーも今までで最高のものになるはずです。」とのこと。
私は思わず、「毎年同じことをおっしゃってるのでしょう?」と聞き返してしまいましたが、
「絶対にそんなことはない。」との御返事。
この御返事が正しいことを、明日のパーティーで海城生には証明してほしいと思います。
明日は午後4時からリハーサルが行われ、午後6時にパーティーがスタートします。
<8日目(3月27日(日))>
今日は日曜日。午前中は皆、ホストファミリーとゆっくり過ごせた
ことでしょう。家庭で日本料理を披露した生徒もいたようです。
今日はいよいよフェアウェルパーティーの日です。この日のために
何か月も前から練習してきました。その成果を存分に発揮できる時が
やって来たのです。
午後4時にStreeter Hall内の食堂に集合し、出し物の最終リハーサル
を行ったあと、6時に開式。
まず、Academy側のスピーチがありました。Lovett校長先生はスピーチの中で、
「日本が大変な時期にある時に、Academyに貴重な御子息をお預け下さった
日本の親御さんに最大限の感謝と敬意を表明します。」とおっしゃいました。
生徒代表のスピーチと濱詰先生のスピーチも見事なものでした。
修了証書とプレゼントを頂いたあと(それぞれの生徒とLovett先生のツーショット写真も
撮って頂きました)、出し物へ。劇も歌も、立派な出来でした。
今までの出し物の中でベストかどうかは分かりませんが、(また、比べる筋合いのものでも
ありませんが、)彼らなりに全力を尽くせたのではないかと思います。
こちらの方々も、とても喜んで頂けたようでした。また、Gessner先生からも、
最大限の賛辞を頂戴致しました。
式終了後は、フィールドハウスへ移動し、Academyのグッズを、皆、大量購入。
保護者の皆様方、お土産を楽しみにお待ち下さい。
いよいよAcademyで過ごせる時間も、あと1日と少しになってしまいました。
寂しい限りです。
明日は、通常授業が行われます。放課後には、Wright先生による、ウィッフルボールが
予定されています。