第43回 生物研究の集いに参加
2011.03.05
2月20日(日)に学習院大学で開催された生物研究の集いに中学生物部の4名が参加し、発表してきました。
生物研究の集いは都内の私立中高の生物部が日頃の研究成果を発表するイベントで、300名程度が参加し、口頭発表が19件、ポスター発表が13件ありました。
中学生物部は「新宿区おとめ山公園におけるプランクトン群集の季節変化」というタイトルで口頭発表を行いました。今回の発表では、湧水が水源のおとめ山公園で「流量とクロロフィルa量(植物プランクトン量)に相関がある」ということから、「プランクトン群集の季節変化は雨量に左右される」ということを考察しました。
自ら測定したデータから生態系のしくみを捉え、それを発表できたことは、中学生の彼らにとって大きな経験になったと思います。勇気が足りなかったのか、他校の生徒になかなか声をかけられない部分もありましたが、他の生徒の発表を聞いて良い刺激になったと思います。今回得た反省点を改善し、今後の研究をより発展させてほしいです。
(生物部顧問)
PowerPointを用いてのプレゼンテーション。
フィールド賞をいただきました。
流量とクロロフィルaの関係。まだまだデータ数は少ないですが・・・
発表者の集合写真