春の足音
2011.02.16
昨日(15日)は,夜のうちに降り続いた雪で,都心でも積雪のある朝になりました。いつもより学校へ来るのも大変でしたが,生徒は,休み時間に雪合戦や雪ダルマと楽しそうでした。前庭の梅の花は少し前から咲き始め,寒い日が続きますが,着々と春が近づいていることが感じられます。
太平洋側にたくさんの雪を降らせるのは,2月下旬から3月にかけて,発達した低気圧が太平洋側を通過する場合がよく知られています。歴史で習う有名な2・26事件の日も,この発達した南岸低気圧がもたらした大雪でした。もう少し冬型が弱まれば,低気圧が日本海側を通ることもあり,発達すれば反時計回りに吹き込む南風が春一番になります。大都会でも,ちょっと立ち止まれば,まだまだ季節を感じることもできるのですね。
少し前から咲き始めた梅の花
真っ白になったグラウンド