普通救命救急技能認定講習
2011.01.07
高校保健委員・普通救命救急技能認定講習(新宿消防署にて)
10月に受講した中学保健委員につづき,今回は高校保健委員が講習に参加してきました。高校保健委員21名は,期末考査の疲れもみせず(当日は期末考査最終日),約4時間の講習に真剣に取り組んでいました。
傷病者が発生した場合,大切になるのは,救急隊が到着する,そのわずかな時間にどれだけ迅速な応急手当ができるかということです。たまたま居合わせた市民(バイスタンダー)ができることは,私たちが思っている以上にあるということです。
この講習では,市民(バイスタンダー)として行う「応急手当」を体験的に学ぶことができました。同様の講習を受けた人たちが,実際に人命の救助に一役買ったというお話もうかがい,自分たちが受けている講習の重要性を参加者一人一人が感じていたのが印象的でした。
講習終了後,筆記試験があり,参加者全員(引率教員2名含む)がめでたく「認定証」を手にすることができました。個人的には,久方ぶりの試験ということもあり,生徒以上に緊張してしまったのが,情けなかった…。合格する喜びを久々に感じた一日でもありました。
保健部教諭
心肺蘇生の練習①
心肺蘇生の練習②
AED(自動体外式除細動器)の練習
救命救急講義風景
最後の認定試験
【参加生徒の感想】
学校の保健では学べないような深い内容だったので,とても為になりました。
今回習ったことを生かして,今後,人の命を救う手助けを出来たらいいなと思います。
(高校2年)
4時間の講習で一生役に立つ内容だったのではないでしょうか。
学校の保健の授業で心肺蘇生法を習ってはいましたが,いざ,「じゃあ君,みんなの前で実演してみて」と言われても実際にはできないもんなんですね。(苦笑)
みっちりやったのでもう大丈夫。いつ人が倒れても助けられます!
(高校2年)