高校イギリス研修9

2010.07.31

  • イギリス研修

 
 先日、ホテルをお引っ越ししました。滞在してたホテルで大々的なパーティーがあるみたい。こじんまりとしていていい感じだったので少し残念。新しいホテルにも早く慣れたい今日この頃です。
 
 さて今回は、昨日実施された「バースへのバスツアー」の模様をお届けします。
 
十一日目 七月二九日(木)
 
 8時45分、スプラッシュ集合。今日は、担当の先生方も全員参加してくださいます。車中はいつもの感じで(笑)、バスはバースへ。片道で2時間ほど。ロンドン行ってるボクらにはもはや余裕ですね。
 
 11時、バース到着。バースについて少しご説明を・・・。
バースという地名は英語の風呂(Bath)の語源になったとも言われます。今から2000年の昔、古代ギリシャ人がブリタニア(今のイングランドの呼称)に侵入した折、この地に鉱泉を発見し温泉保養地を開いたのが、街の始まり。一種のレクリエーションセンター・情報交換の場・教養と社交の場といった様々な性格をもった施設だったみたい。18世紀に入ると、いわゆる上流階級の社交場として街全体が高級リゾート地化して、セレブの社交場として栄えたそうな。
 
 バスを降りて、街並みを眺めながら、一行はまず「ローマンバスミュージアム」へ。発掘されたローマ浴場の構造を活かした博物館で、発掘された彫刻・モザイクなどおびただしい資料が展示されていました。日本語の音声ガイドもあり、とにかく巡りやすい観光客にやさしい博物館でした。特に源泉を司る女神「ミネルヴァ」のブロンズ像頭部は必見。神々しいお姿に心洗われる思いでした。出口にお土産物やさんあり。この辺どの国も一緒ですね。海城boysがお土産を買う様は、「誘蛾灯に群がる蛾のごとし」です。ふらふら吸い寄せられていた者多数。いいお土産買えました?
 
 博物館を後にして、徒歩でバースの歴史的建造物(ザ・サーカス、ロイヤル・クレセント)巡りへ。先生方にいろいろ説明いただきました。自然との調和がとれていて、とても素敵でした。
 




 



 



 



 
 日本のお家芸(笑)集合写真を撮って、一旦解散。今日は自由時間が約3時間とたっぷりです。またいろいろ飲んだり食べたり買ったりしたんでしょうね。
 
 15時45分、再集合。16時、バスはモーバンへ。車中でクイズ大会開催。先生方の繰り出す質問がウソかホントかを答える勝ち残り制。優勝者には素敵なボディソープが贈られました。明日は素敵な香りをふりまいて登校してくることでしょう。
 
 予定通り18時にモーバン到着。明日はいよいよ研修の総決算の日になります。ゆっくり休んで明日に備えてほしいですね。
 



 
十二日目 七月三〇日(金)
 
 いつも通り8時45分、図書室集合。今日はプレゼンテーションの本番です。ホストファミリーの前で発表の予定。いつもは私服の海城boysも今日はバッチリ正装で決めています。ネクタイがなかなか結べない者、ブレザーに着られている者も若干見られますが・・・。大成功となるよう皆さんも祈っていてくださいね。次回がこのご報告の感動の最終回になります。待て次号。
 
                    <引率教諭 本間・渡邊>
 
 
☆☆今日の一品のコーナー☆☆
 
 ここまでかかるとは正直思っていませんでした。ついに食べましたよアレを。「フィッシュアンドチップス」。写真をご覧ください。圧巻のボリュームでしょ。「モルトビネガーをジャブジャブかけて食すのが本場流」と聞きかじった知識のまま、しっかりビネガーをかけて、いざ試食。衣はカラッと、中のお魚はふんわり、なかなかの美味美味。満足です。ただとにかくヘビー。食べるにつれ、お腹はあっという間にいっぱいです。そうなると持て余すのが、チップスなんだな〜。「絶対に残してはいけない」という親の言いつけを頑なに守り続けるボクは、その後食卓にあるあらゆる調味料を駆使しながら、完食を目指したのでした。量の多さに飲み込まれたのは滞在中これが初めての経験。美味しさとその量に完敗の夜でした。