《高1 総合社会 大久保巡検授業》
2008.06.06
高校1年の総合社会の授業で大久保地区の巡検が行われました。総合社会では一学期に『「平和」・「人権」・「環境」から「世界」—「日本」について考える』というテーマとしています。
そこで「多文化」・「共生」の街として知られる大久保を自分の目で見て、自分の肌で感じてもらう目的で、過去何回か実施してきた大久保地区の巡検を5月の中間考査前に実施しました。事前に大久保を題材にした新聞記事や論文を紹介し、NHKで放映されたビデオを見ました。そして、課題(看板調べ・お店商品調べ・ゴミ出し掲示板調べ)をこなしながら大久保の街を歩きました。
一時間という短い時間でしたが、普段登校している時に見ている大久保とは違う「多文化」大久保を実感できたと思います。10数年後には日本の多くの都市が「多文化」となるであろうと言われていて、その先端を走っている大久保を理解することは生徒にとって大きな意義のあることで、「共生」していくことの大切さを学ぶ巡検でした。
写真は必須指定場所の「韓国広場」という韓国の食品などを扱うスーパーを訪れた生徒の様子です。
(総合社会担当教員)