中学3年 修学旅行ワークショップ6
2025.02.15
中学3年生で修学旅行の振り返りとして実施している修学旅行ワークショップ。今回は多田淳之介さんを講師にお迎えして実施しているクラスの3回目のワークショップと発表会の様子をご報告します。
3回目のワークショップでは発表会に向けて作品をブラッシュアップさせていきます。この日は天気が良かったので、中庭も使って作品を創っていきました。
放課後に発表会をしました。
2クラス20班すべての班が自分たちの作品を発表することができました。
発表会を終えた生徒たちの感想を引用します。
「一枚の写真から前後の出来事を想像しながら自分たちで演じて、5人でしかあの演劇は絶対にできなかったと思う。1人ではなく、5人集まることで仕上がる演劇に感激した」
「一つのチームで試行錯誤してなにかを作り上げるということは、今後の生活に活かしていけそうだと思った」
「人に意見を共有して説得するだけではなく、人の意見を聞いて自分の意見と組み合わせて最善の案を考えることが今後の人間関係の観点で重要であると思った」
「演劇を作っていく中で、周りの人との意思疎通や対話の大切さというものがいかに大事かということを、演劇という側面から深く感じた。 というのも、実際に社会に出た時に情報をきちんと行き渡らせることは当たり前で、そのためにも普段から対話を重ねていくことが重要だと感じた」
「他人とコミュニケーションを取ることで、よりいいものを作り出せることがわかったので、日常生活の中で何か決めることがあったらずっと一人で考えるのではなく、他人と話し合うようにしたいと思う」
「今回のワークショップでも何度か演劇の制作で行き詰まったが、4人で意見を出し合って一度試してみることによって新たな視点が得られ、うまくいった。 今後も何かやっているときに行き詰まったら、一人だけで悩むのではなく、ほかの人にアドバイスをもらうなどして、いったん試してみるようにしたい」
「今回、班員と共に一つの演劇を作り上げる上でたくさん話し合いをしてみんなが納得するような形へと向かうことが必要だと気づいたが、これは演劇だけに限らず日常生活でも活かせるのではないかと考えている」
「多くの人の前で自分の考えたことなどを堂々と言うことは将来社会に出てプレゼンプレゼンテーションする時等で役に立ちそうだと思った」
「日常の出来事も、視点を変えたり、想像力を働かせることで面白くなることを学びました。普段の生活でも、何かを創造的に捉えたり、発想を柔軟にすることを意識したいです。また、人と協力して一つのものを作る楽しさも実感したので、コミュニケーションを大切にしたいと思いました」
今回の活動を通して得た気づきをきちんとふりかえり、今後の生活に活かしていって欲しいと強く願います、
最後になりますが、ワークショップを実施してくださった多田淳之介さんとアシスタントのみなさんに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。