• 全日本高校模擬国連大会で本校Bチームが国際大会へ

全日本高校模擬国連大会で本校Bチームが国際大会へ

2023.11.14

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11月11日(土)12日(日)の2日間に渡り渋谷の国連大学本部で第17回全日本高校模擬国連大会が開催されました。9月に実施された予選を通過した84チームが2議場に分かれて議論を交わしました。本校からはAチーム高2浅井輝君・後河内琢磨君が日本大使、Bチーム高2尾関裕宜君・高1阿部潤太君がコートジボワール大使として大会に臨みました。今大会では「ロシアの侵略に起因するウクライナの人権状況」という議題が設定されました。ご存知の通りウクライナや中東情勢を巡っては罪なき民間人の尊い命が連日失われています。この状況を打開しなければならないのは当然のことながら、現実には大国が拒否権を発動させて意見がまとまらず国際社会が一つになり切れていないもどかしい状況が続いています。国連の機能不全を嘆く声がある中で今大会では高校生の視点から平和を守るためにどんなことができるのか熱い議論が交わされました。本校2チームがいた議場では2日間を終えた段階で3本の決議案が提出され、内2本は日本とコートジボワールがそれぞれ主導して作成されました。審査の結果本校Bチームが議場内で最優秀賞を獲得し、来年4月にアメリカニューヨークで開催される国際大会に出場する切符を手にしました。国際大会での活躍を期待すると同時に、惜しくも受賞は逃したもののAチームも議場内で各国をうまくまとめて議論を牽引していたので、その努力と貢献を心から讃えたいと思います。顧問のひいき目になってしまいますが、受賞に値するだけの会議行動ができておりました。(グローバル部顧問)

 Aチーム2日目朝会議前風景  Bチーム2日目朝会議前風景

公式スピーチ風景 非公式討議風景 非公式討議風景 非公式討議風景
公式スピーチは各国が英語でします。非公式討議は各大使が座席を離れ議場内を移動することが許可されて大使同士が自由に交渉できます。この時間を使って各国は政策の擦り合わせを行い理念を同じくする国同士でグループが形成され、決議案の細かい文言を詰めていきます。今大会では非公式討議では日本語、決議案文書には英語が使用されました。