2023年度イギリス研修 12日目

2023.08.05

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(ネット環境の都合上、本日以降の記事は帰着後の投稿になります)

 8月1日、お世話になったモーバンカレッジで過ごす最後の1日です。イギリス研修の集大成となるこの日に向けて、生徒達はここまで時間をかけて準備してきました。
 この日の朝、大迫校長先生が生徒達の激励のため、わざわざ日本から駆けつけて下さいました。お忙しい中、言葉を届けに来て下さったことで一同が大いに勇気づけられました。
 午前中、生徒達は最終スピーチに向けて最後の練習を行い、お昼に講堂に集合。修了証書の授与式が行われました。

講堂にて。正装をしている生徒達は普段より大人びて見えます。


現地教員の先生方から、生徒一人ひとりに修了証書が手渡されていきます。


生徒達は、現地教員の先生方3人のそれぞれのクラスに、10人ずつ分かれて授業を受けてきました。


どの先生方も、生徒の個性を踏まえ、その良さを最大限に引き出せるよう的確に指導して下さいました。


授業アシスタントに入って下さった現地学生の皆さん。さまざまな場面で海城生をサポートしてくれました。

 午後、最終スピーチを聴くためにホストファミリーが集まってきました。準備する生徒達からも緊張感が伝わってきます。
 開始時間になると、生徒達は再び3つの教室に分かれ、それぞれのファミリーが耳を傾ける中、日英比較をテーマにした10分弱程度の英語スピーチを行っていきました。どの生徒もこの研修期間中に大いに鍛えられたようで、それぞれの設定した比較のポイントを軸に、現地学生から聞き取って調査したことを再構成し、充実した内容のスピーチを展開していました。英語の発音はもちろん、身振り手振りや写真の提示、時にはジョークなども交え、プレゼントして大変完成度の高いものに仕上がっていました。

ホストファミリーが詰めかける中、一人ずつスピーチを行っていきました。


生徒達の発表テーマは「料理」「宗教」「苗字」「テレビ番組」「男女や親子の家事負担の割合」など多岐にわたりました。


身振りを交えながら流暢なスピーチをする生徒達。感心しました。


どのスピーチ内容も充実しており、海外と比較して初めて分かる日本社会や文化の特徴を捉えるものでした。


練習の成果を十分発揮できたようです。

 スピーチが無事に終わり、生徒達は一安心。その後は講堂に会場を移し、お別れパーティーです。
 生徒達は小グループに分かれ、「クイズ」、「紙芝居」、「歌」といった出し物を披露していきます。生徒達は渡英前から空き時間を使ってこの準備を進めてきました。大勢の前での発表となり緊張していた生徒もいましたが、こちらも会場を巻き込み大盛り上がりとなりました。最後の歌の披露が終わると大きな拍手が湧き起こり、「ここまで生徒達が練習してきてくれたのかと思い感激した」と言葉をかけて下さったホストファミリーもいらっしゃいました。

お別れパーティーにはホストファミリーや現地学生が集まってくれました。


日本の文化やアニメについてクイズを出しています。


桃太郎のストーリーを英語で紹介。実際に紙芝居を見せながら鬼退治の物語をプレゼンしました。


沖縄の民族楽器「三線」を弾きながら、「島唄」を披露。


「二人羽織」を実演。現地学生にも参加してもらい、実際にやってもらいました。会場は大盛り上がりでした。


海城生全員による、ビートルズ「Let It Be」とエド・シーラン「Perfect」の合唱。ホストファミリーからは温かい拍手が贈られました。


校長先生からスピーチ。

 最後にホストファミリーに向けてそれぞれの生徒が書いた感謝の手紙を手渡し、パーティーは終了。明日、いよいよホストファミリーとお別れです。