航空研究部 ANA機体工場見学

2023.07.20

  • クラブ活動

7月11日火曜日、中1から高1までの航空研究部のメンバー10名で、ANAの機体工場見学ツアー、“ANA Blue Hangar Tour” に参加しました。格納庫のある「ANAコンポーネントメンテナンスビル」はモノレールの新整備場駅から徒歩15分。炎天下15分歩くのは…、と思っていたら、なんと駅前から専用のバスが。さあ、いよいよ出発!!

ANAのラッピングがされていて、テンションが上がります。なんと「自動運転バス」だそうです。

2分ほどで到着し、受付を済ませてお話し会場へ。座席にはSFOとかIAHとか、HNLとかKOJとか…、KIX?NRT?HND?? そうです。座席が空港を表す3レターに。「おれアメリカの空港がいい」とか、「サンノゼがいい」とか何とか。早く座って下さい。

お話が始まりました。ANAの整備部門で働く人たちの動画が流れ、整備の方々の仕事や羽田空港の概要について勉強しました。安全を支える人たちの思い、緻密な仕事ぶり、知られざる工夫…、一言で整備士と言っても、たくさんの人々が色々な仕事をしつつ、チームとなって安全運航を支える様子がよく分かりました。
そして保安検査を通過し、いよいよ格納庫へ。

さあどんな飛行機に出会えるのか!?

A320だ!とか、ダッシュ900!とか、やっぱり航空研究部ですね。どでかいカメラでの撮影大会が始まりました。

エンジンも間近で見ると大きい。こんなに間近でじっくり見ることは普段ないですよね。

今では整備訓練専用機として使用されているこの機体は、数年前まで使用されていたB737-500で、この機種を見られるのは日本ではここだけ、というレアな機体。イルカのような形をしているので「スーパードルフィン」という愛称を持ち、エンジンのところにかわいいイルカが書いてありますね。「コックピットの上側にも窓があるのが分かりますかー?」という、ガイドの方からの質問。あの窓は何の窓でしょう??

「天測窓」と言って、星を頼りに位置を知るためのものなんだそうです。なんか大航海時代の船の話みたいで(?)、ロマンを感じますね。

格納庫の見学を終えた後は、展示ホールとロビーで自由見学&お土産タイム。整備士の仕事をゲーム感覚で体験したり、見どころがたくさんありました。

「ブラックボックス」はブラックではなくオレンジ。

懸命に意思疎通を試みる部長。

最後は記念撮影をし、今度は機体工場から歩いて羽田空港第1ターミナルへ。途中でレーダーの勉強をしつつ、第1ターミナルの航空神社で解散しました。

お世話になったANAの皆さん、本当にありがとうございました。以上、航空研究部2023夏の活動報告でした。