セントジョンズベリー校訪日団来校

2023.04.29

  • アメリカ研修

4月26日(水)に本校の姉妹校であるアメリカ・バーモント州にあるセントジョンズベリーアカデミー(以下SJA)より、先生2名・生徒12名の訪日団が来校しました。残念ながらコロナ禍の中、この3年間はアメリカ海外研修が中止となっておりましたが、以前は3月の春休み中に本校から卒業式を終えたばかりの中学3年生(新高校1年生)が現地を訪問しておりました。SJAも日本を含め文化交流の一環として何カ国かに生徒を派遣する行事があり、水際対策の緩和に伴いこの春からひと足先に訪日団の派遣が再開されました。一行は長崎、広島などを経由して最後の訪問地として東京に滞在し、半日という短い時間ではありましたが本校をお訪ね下さいました。SJAはアメリカの学校では珍しく日本語の授業が選択科目として開講されており、一行は全員日本語の受講生たちです。職員朝会で生徒の1名に日本語でスピーチをしてもらいました。直前に原稿を見てもらいたいと依頼されローマ字で書かれたスクリプトを見せてもらったのですが、まだ日本語を始めて3年という短さながら、スピーチというフォーマルな場面に合った言葉遣いをしており、レベルの高さを感じました。御引率のお一人ケイティー・スミス先生はESLの先生ですが、御自身がSJAの御卒業で在校中はホストファミリーとして海城生をお世話して下さった方でもあります。冒頭のアイキャッチ画像は8階フロアで撮ったもので、本来ならバックに東京スカイツリーが見えるはずなのですが、当日はあいにくの雨模様で背景が霞んでしまっております。2時間目と3時間目は中学3年生の教室に入っていただき、各クラスの生徒主体で企画が作られ、両校の違いに関する話し合い・ゲーム・折り紙などを通した交流が行われました。オンラインでは味わうことのできない対面ならではの温かみのある交流の良さを久しぶりに感じることのできた日でもありました。ご協力いただいた先生方、生徒諸君にこの場をお借りして御礼申し上げます。(グローバル教育部)


SJA生にも参加できるような企画を色々と作ってくれました。全部写っていませんが、黒板アートにもご注目下さい。


このクラスでも手作り感満載でゲームを通して交流が行われました。


最後に集合写真を。前列左端が御引率のお一人ブラウン先生でスペイン語を教えておられます。