第25回俳句甲子園全国大会リポート〜その4〜
2022.08.21
決勝リーグ、決勝戦の様子をリポートいたします。
Aチームの初戦は、敗者復活戦を勝ち上がり意気上がる名古屋高校B。「龍淵に潜む」という季語に誠実に向き合った成果が感じられる句を評価していただき、4対1で幸先よく初戦を取りました。
次戦は山形東高校戦。勝てば決勝進出となる重要な一戦。兼題は「秋刀魚」。幸先よく2本を先取し王手をかけるも一本かえされる痺れる展開。緊迫した試合は結局3対2で見事勝利。海城Aチームはついに決勝進出を決めました!
決勝の相手は東京代表・開成高校。昨年度の優勝校です。この間何度も対戦し、その度に成長のきっかけをいただいた、私たちにとって特別な存在となります。決勝という最高の舞台で戦える、その喜びを感じつつの試合となりました。先鋒戦から大将戦までそのほとんどが僅差の実力拮抗の好勝負となりました。1対4、優勝は開成、海城Aは準優勝です。悔しい。悔しいけれど、持てる力を出し尽くしました。生徒たちは皆最高でした。