全国高校教育模擬国連大会で優秀賞を受賞
2022.08.08
8月6日(土)~7日(日)の両日に渡り第6回全国高校教育模擬国連大会が開催され「森林保護」というテーマで熱い議論が交わされました。昨年はオンライン開催のみでしたが、今年はオンラインと対面のハイブリッド方式での開催となりました。オンライン形式が2議場、対面議場は経験者と初心者で各2議場が設けられ、本校からは高校1年生の尾関裕宜君と後河内琢磨君の両名が経験者対象の対面議場に参加しました。原則として2名でペアを組んで参加することになっており、両君は当初それぞれ別の生徒とペアを組んでおりましたが諸事情でペアの生徒が参加できなくなり、両名とも単独の大使として活動しました。昨日の閉会式で各議場ごとの受賞者が発表され、A議場からパプアニューギニア大使を務めた後河内君、B議場からブラジル大使を務めた尾関君がそれぞれ優秀賞を獲得しました。本来2名で分担しながら各国との交渉を進めるのですが、一人二役をこなさなければならなというハンディの中での受賞おめでとうございます。2学期になりましたらグローバル通信で改めて両君からの感想をお届けしたいと思っております。
(グローバル部顧問)
公式スピーチ風景(上:A議場パプアニューギニア大使の後河内君 下:B議場ブラジル大使の尾関君)
各国の政策を訴えるための公式スピーチを数カ国ずつします。「森林保護」というテーマですと先進国と途上国とで考え方に違いが生じてきます。各大使は自分が背負う国の国益を損なわないように自国の考え方を説明していきます。
非公式討議
各国大使が立ち上がって自由に交渉できる時間です。ここで政策が似通った国同士でグループが形成されていき、更なる細かい調整を行い、最終的に決議案という形で文字化していく作業をします。大人数での擦り合わせであったり、個別交渉だったり形式は様々です。全員高校生ではありますが、国を背負った立場での活動ですので議論は真剣です。上:右手を上げているのが後河内君、下:左が尾関君
昨年この大会に出場した高校2年生の桝田君と土屋君が今年は大会実行委員として運営に関わってくれました。大使として参加するのとは違う収穫もあったことと思います。(右:桝田君 左:土屋君)