１２日（日）に始まった高校１年生の宿泊研修も、第２隊の最終日である１７日（金）をもって全ての行程を無事に終えることができました。この行事を計画・準備・実施するにあたり、ここまで学校内外の様々な方々に支えて頂きました。学年教員一同、あらためて御礼申し上げます。

最終日の４日目は出発前に各クラスで話し合って決めたクラス別企画に出かけました。クラスによって荷物の積み込みや出発時刻が異なり、やや慌ただしい朝となったものの、各クラス、古都の魅力を十分に堪能しました。１組は和菓子製作体験を行ったあと、有名な竹林の道を歩いてトロッコに乗車。４組は清水焼の絵付け体験、天龍寺、トロッコというコースを楽しみました。５組は、最近ではNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の撮影も行われていた東映太秦映画村を訪れたあとに、やはりトロッコ乗車、そして８組は午前中に保津川下り、午後に和菓子製作体験に参加しました。

午後３時前後に４クラスが京都駅で合流。２日目からお世話になった宿泊先のスタッフの方が、各部屋に残されていた貴重品（忘れ物です）をわざわざ駅まで届けてくださいました。すみません…。添乗員さんから移動や乗車についての諸注意を受けたあとでホームに向かい、１５時３９分京都駅発のぞみ１１２号で帰路につき、１８時頃に東京駅で解散となりました。

研修開始前はコロナ対策のことを含め、様々な懸案・心配事もありましたが、昨年１１月の現高２の東北研修に続き、感染対策に留意しながら宿泊行事を行うことができる良い例となったと思います。あるクラスのバス内では、京都駅に着く前に、ホームルーム委員長と副委員長に今回の研修を振り返っての感慨を簡単に述べてもらいましたが、これまで幾度となく楽しみにしていたイベントが中止・縮小となった無念さと、今回の研修に参加できたことの喜びを等身大の言葉で表現してくれました。この研修で得たこと、感じたことの余韻に程よく浸りながら、少しずつ日常に復帰していきたいと思います。保護者の方々にも色々な書類を提出して頂くなど、いつも以上にご理解・ご協力を賜りました。どうもありがとうございました。最終日に各クラスで訪れた箇所の写真（クラス・時系列順不同）を紹介して、今回の研修の報告を終えたいと思います。第２隊は、２０日（月）に授業再開です。それでは。