ご報告が遅くなりましたが、日本地学オリンピックで本校から見事３名が入賞しました。

日本地学オリンピック本選は3月13日から15日にかけて茨城県つくば市で行われ、1800名以上の応募の中から、１次予選、2次予選を通過した65名で争われました。

その結果、下河邊 太智君(新高2)が、総合成績１位である茨城県知事賞（最優秀賞）での金賞を受賞、

花房 瞬星君(新高3)が、岩石・化石鑑定成績１位である産業技術総合研究所地質調査総合センター特別賞に加えて、成績11位〜20位に該当する銀賞を受賞、

河野 旺実(新高2)君が、成績21位〜40位に該当する銅賞をそれぞれ受賞しました。

受賞おめでとうございます。

さらに、金賞受賞者を対象とする面接、英語による質疑応答が実施された結果、下河邊君は来年8月に行われる国際大会の日本代表に選出されました。

地学オリンピック日本代表選出は、本校から3人目となる快挙です。

国際大会での活躍を大いに期待しています。

【　第14回日本地学オリンピック・本選結果：http://jeso.jp/jeso/final.html#result-a　】

写真右から下河邊君、花房君、河野君。

花房君のコメント

私は小学生の時から化石が好きで、海城中学校を受験して地学部に入部しました。今回本選に参加出来たのは非常に感慨深いです。
本選は全国から地学が好きな中高校生が集まり、とても刺激的でした。さらに、本選の問題はどれも質が高く、解いていて楽しいものばかりでした。
地学はマイナーな学問かもしれません。しかし、地学は人間の生活と密接に関わっています。エネルギー資源の探査や防災には地学が必要です。さらに、地学は幅広いスケールを対象にする学問であり、魅力的です。地学を学ぶことは地球を知ることだと思います。
大学で地学の研究をする予定はありませんが、地学に対する愛情は尽きません。
これからも地学を楽しむつもりです。