全国英作文コンテスト 優良賞・入選!

2021.12.24

  • KSプロジェクト
  • 英語科

第60回全国高等学校生徒英作文コンテスト(全国英語教育研究団体連合会主催、文部科学省後援、旺文社協賛)において、高1の伊東悠道君、高2の勝山翔紀君、南幸佑君が入選し、高1の住谷拓明君と高2の川並久聡君が優良賞を受賞しました。応募総数は全国から8881本、優良賞は最優秀賞(1名)、優秀賞(5名)に次ぐ賞で10名が選ばれ、入選は104名となります。夏のKS講習での取り組みとして挑戦するのは3年目でしたが、優良賞を受賞するのは今回が初めてです。講習では参加した高1と高2の生徒がお互いの英作文にアドバイスをしながら、3日間という短い期間で推敲を重ねていきます。先輩・後輩から自分の英作文にコメントをもらうというのはなかなか貴重な経験だったのではないでしょうか。以下、優良賞を受賞した2人からコメントをもらいました。

 

住谷拓明君

与えられた表題は、コロナ禍での「家族」との過ごし方だったので、曽祖母から僕の妹までの家族全員で行った句会について書きました。外出の機会が減り、自宅に籠ることが増えた曽祖母の姿を見て、僕は句会を開くことを提案しました。曽祖母の句を「お〜いお茶新俳句大賞」に応募したところ予選を突破し、また社会と繋がりができて、高齢でも何かに挑戦できる喜びを感じてくれたという内容です。受賞を励みに今後も英語を磨いていきたいです。

 

川並久聡君

600語という制約の中でどのように掴み、いかに簡潔に・分かりやすく・面白い内容を書き、どう落とすか。今まで僕が奇術部や文実でやってきたマジックやイベントとは大きく異なり、実体をもって表現することができない文章の分野において、どうすれば読み手の心が動くか試行錯誤しながらなんとか優良賞をいただくことができました。今回は、中3の時から参加している戸山小わくわくスクール(戸山小の子に中高校生が専門分野について教えるサマースクール)について書きました。小学生に教えるだけでも大変ですが、今年のわくわくスクールはZoom上で行われたので、オンラインでもマジックをしっかりと見せて、教えるために、本やDVDを漁ったり、ラスベガスのマジシャンのZoomレクチャーを受けたりしてノウハウを詰め込んで、オンラインでも飽きさせない表現をするのが一段と大変でした。そんな体験を英作文としてまとめました、昨年は入選でしたが、今年は優良賞をいただいたので、賞状の名前がブロック体からイタリック体に進化していて嬉しかったです。最後に、コンテストに応募するにあたって協力していただいた先生方に感謝いたします。ありがとうございました。

(英語科 本間匡倫)