English Challenge Program 第4日目
2021.07.29
月曜から始まったプログラムも本日が最終日となりました。午前中はイギリスの食生活について動画で学習し、BBCニュースを使い時事英語にも挑戦しました。
食事に関しては概してあまり評価の高くないイギリスですが、full English breakfastは誇りにしていらっしゃる方々も多いようです。black puddingなる聞き慣れない料理などについて学びました。
イギリスにおける新型コロナウィルスによる行動制限緩和を伝えるニュースを使用した活動の一コマです。
さすがに報道で使われる英語は速いのでグループで聞き取れた箇所をお互いに確認しあいます。
午後はプレゼンテーションの準備に向けての最終準備が始まります。今回はオンライン上で現地の方々が聞いて下さるので、視線をどこに向けるか、声量をどうするかといった対面での場合とは異なる配慮も必要となります。
何をしているのか不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません。プレゼンは原則原稿を見ないで挑戦することになっています。教室を歩き回りながら原稿を暗記している風景です。研修で現地に行く時も教室を飛び出して広大な芝生のグラウンドで敢えて距離を取って声量を上げてリハーサルをします。
日本の学校ではあまり馴染みのないドラマレッスンの時間も設けられました。これは鑑賞だけにとどまらず演じることにも取り組む授業で英語圏の学校では人気の科目です。パントマイムである単語を表現する活動の一コマですが、何という単語か想像がつきますか?
答えはclockです。周りの生徒諸君はほとんどの人が理解していました。
人前で大きな声を出して演じることへの心理的ハードルがだんだんと低くなってきた所で、いよいよ最後のプレゼンテーションの時間となります。研修で現地に行く時は英語で一人5分程度やってもらいますが、今回は一人3分を目安に挑戦しました。食べ物、スポーツ、宿題といった身近なテーマで日英比較をしてもらいました。
全員の発表が終わった後に御指導いただいた先生方から修了証が渡され、一人ずつ温かいお言葉をかけて下さいました。
多くの収穫があった4日間だったと思います。これをきっかけに英語や文化に関する関心をさらに深めていただくことを心から期待しています。