第12回新宿区立図書館を使った調べる学習コンクールに入賞しました。
2020.11.11
中学3年生と高校1年生の計3名が第12回新宿区立図書館を使った調べる学習コンクールに入賞しました。
受賞者氏名とタイトルは以下の通りです。
〜中学生の部〜
○館長賞 奥田悠晴「千葉県内の外来種キョンによる被害」
〜高校生の部〜
○館長賞 德山結大「椿峰ニュータウンを『サスティナブルタウン』とするために〜先行事例における取組みを通じて」
○優秀賞 村上蒼梧「生産者側から見るたばこ問題ー喫煙者の減少とたばこ農家の減少ー」
3名とも、それぞれが社会科総合学習の「社会Ⅱ」や「社会Ⅲ」で執筆したレポートや卒業論文をさらに深めた内容となっています。
奥田君は、害獣・外来種問題において千葉県のキョンの問題を位置付けるとともに、実際に現場で対策をしている方への取材を通して、可能性や千葉県の特殊性についても考察しました。
德山君は、ニュータウン問題を多面的に詳細に掘り下げた上で、多様な主体に取材をし、今後の郊外ニュータウンの持続性についてまとめました。
村上君は、禁煙や分煙など社会において問題視されがちなタバコの生産者に取材し、高齢化や海外への販路拡大といった日本の農業問題の中で位置付けを検討しました。
この場を借りて、本校生徒の社会科レポート、卒業論文の取材のためにインタビューに応じていただいたみなさまに御礼申し上げます。
授賞式では、「視点や視座の工夫」、「調査を楽しむ姿勢」について講評がありました。社会科総合科目の授業で得たことを活かしてさらなる調査・研究に励んでもらいたいと思います。なお、本年度は中学3年生8名、高校1年生7名が本校から応募しました。受賞の有無に関わらず、自ら問いを立てて取り組んだ個人研究の成果を、外部に進んで応募する姿勢は大変素晴らしいものです。今回受賞した3名の作品は全国の図書館を使った調べる学習コンクールの審査対象となります。