第23回俳句甲子園、表彰式リポート。

2020.08.23

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俳都松山の夏の風物詩「俳句甲子園」。今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、会場に集まる大会の形式を変更し、投句審査で実施されました。全国82チームの中から、投句審査で選ばれた32チームが全国大会へ進出。本校からは、エントリーした2チームが、ともに出場を決めています。

本日8月23日(日)、審査結果発表と表彰式が行われました。松山での無観客による表彰式の様子がYouTubeライブで配信されました。その模様を、本校の講堂にて、メンバー全員で視聴しました。

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この日のために揃えたお揃いのTシャツです。デザインは本校の美術の先生にお願いしました。感謝!!

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表彰はまずは団体表彰から。
残念ながら、ベスト3の中に本校の名前はありませんでした。

引き続き個人表彰へ。最初に入選句20句の発表。
高3・田村祐人君の

遠き日の緑蔭にまた入りにけり

が見事選ばれました。せっかくの表彰式。せめて誰か1人でも名前を、と話していたこともあり、皆で大いに盛り上がりました。まずは田村君が先陣を切ります。

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続いて、審査員の先生方12名のセレクションによる優秀句12句の発表。
高3・江島朋之君の

箸が冷奴通って皿の音

を高柳克弘先生に選んでいただきました。高柳先生には、第20回大会出場時も、本校生徒の句を選んでいただいたことがあり、私たちは勝手にご縁を感じております。高柳先生、今回も本当にありがとうございました。

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江島君と田村君の高3コンビ。俳句、最後まで続けてきてよかったね! 

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個人表彰の最後は最優秀句の発表。高校生俳人としてこれ以上の名誉はありません。
画面に映し出された句に一同見覚えが…。
そう、高1田村龍太郎君の

太陽に近き嘴蚯蚓を垂れ

が最優秀賞に選ばれたのです!!
事態が飲み込めない当の田村くんをひとまず置き去りに沸き立つ仲間たち。
そう、これは快挙なのです!!
田村君の句は、歴代の最優秀句とともに句碑となり、松山の地に残されることとなります。

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表彰式終了後、NHK松山支局の方からの取材を受けました。こちらもzoomによるリモート取材。入賞者を中心に改めて皆で喜びを噛み締めました。NHK松山支局では毎年、俳句甲子園を取り上げたドキュメンタリー番組を制作しています。今年度の番組に本校を取り上げていただけるとのこと。放映日など決定しましたら、この「生徒を知る」で改めてお知らせします‼︎

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全国行きの切符を手にしながらも、俳都松山の土を踏むことがかなわなかった今年度。先行きは未だ不透明ではありますが、来年もぜひ全国大会出場を決め、今度こそ、松山への帰還を果たしたいと思っています。
俳句の人たちの今後の活躍にご期待ください。
末筆ではありますが、平素より、私たちの活動を支えてくださるすべての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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