• 第3回全国高校教育模擬国連大会で本校3ペアが受賞

第3回全国高校教育模擬国連大会で本校3ペアが受賞

2019.08.10

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8月7日から8日に渡って全国高校教育模擬国連大会が渋谷区のオリンピック記念青少年総合センターで開催され、全国100校から約650名の高校生が参加しました。今回は「国際移住と開発」というテーマで5つの議場に分かれて熱い議論が交わされました。各議場の大使及び議長団として議事進行を担当する実行委員の投票により議場ごとに「最優秀賞」「優秀賞」「実行委員特別賞」が閉会式で授与されました。本校からは出場した3ペア全てが受賞という快挙を成し遂げました。トップの写真は閉会式後に大使として参加した6名と大会運営のボランティアをしてくれた中学生と一緒に撮ったものです。以下、受賞者をご紹介します。

A議場 最優秀賞 エジプト大使 岡本大輝君・双川凜生君・小林恒司君(全員高2)
B議場 優秀賞 ギリシャ大使 野中浩伸君(高1)
C議場 優秀賞 イギリス大使 松田治之君(高2)持田隼人君(高1)

日本でも法律が改正され人手不足の業種を中心に積極的に外国人労働者を受け入れ始めています。一方で待遇面で当初とは話が違うなどの問題も出ています。医師やエンジニアなど高度な技術を持つ人材が自国の政治や治安が安定しないという理由で海外に移住するケースでは、自国側からすると頭脳流出になってしまい喜んではいられない事態と言えます。一口に「国際移住」といっても送り出す国と受け入れる国により立場が異なるため、各大使は自国の国益を守りつつ世界全体をより良くしていくためにはどんなことができるのかを真剣に話し合っていました。

エジプト大使岡本小林 (2)
エジプト大使 岡本君、小林君 足元のスケッチブックには自国の政策が書かれています。

エジプト大使双川1
エジプト大使双川2
エジプト大使 双川君 上の写真では椅子の陰になってしまっていますが、他国の大使と決議案の文言調整をしています。

ギリシャ大使野中 (2)
ギリシャ大使 野中君 実は相方の生徒が高熱で欠場だったため単独出場となりました。ハンディはあったものの非公式討議ではグループをリードしていました。

イギリス大使持田
イギリス大使 持田君 まだ高1ながら経験豊富で議論・決議案作成で中心的な役割を果たしました。

イギリス大使松田
イギリス大使 松田君 今回で2回目の会議参加でまだ不慣れなことも多かったと思いますが、個別交渉する場面がよく見られました。

11月には国際大会につながる全日本高校模擬国連大会が控えています。各校からは2ペアしかエントリーできないというルールになっているため校内選考からして厳しいものになりそうですが、今回の受賞を称えると同時に次に向けて更なる飛躍を期待したいと思います。(グローバル部顧問)