英語科リレー講座 第1回
2019.01.28
3学期は英語科初の試みで、教員8名が教員自身と英語との関わり方について順番に話していくという講座、「英語とわたし 〜英語の学び方・味わい方〜」を設定しました。8人の英語の教員が、普段の授業では扱えない話をしていきます。「授業者」ではなく「英語学習者」としての立場から話をしたり、あるいは教員自身の専門性を活かして英語そのものについて話をしたり、といった内容です。
初回は中学1年生担当の本間教諭と高校2年生担当の鹿野教諭の二人が登壇しました。
本間教諭は「テニスと英語と私」というタイトルで話を進めました。
教師といえども、英語のブラッシュアップは欠かせません。その際、彼はテニスを絡めながら英語を使う練習をしているという話でした。テニス用語の語源を探ってみたり、有名なテニス選手の試合後のインタビューをリスニングしたりといった活動を行いました。
次に語ったのは鹿野教諭。彼は自分の高校生時代に実際に採用した英語学習法について語りました。タイトルは「半年で校内順位を300番あげる方法論」。生徒は前のめりで聞いていました。英語学習で短期間で効率よく勉強するためには何をすべきなのか。でもなかなか実行するのは難しそう…。
両方の話の後、質疑応答、グループでのディスカッションを行い講座は終わりました。生徒たちの感想です。「たった3単語でも随分色々なことが分かるんだなと思った。」「英語は積み重ね。『日本の英語教育の理想のルール』から外れてしまったら、そこから這い上がるのは本当に大変なことだと思いました。」
全4回の講座を通して、英語の世界を広げたり、自らの英語学習を省みる機会を得てもらえればと思います。(英語科 渡邊、北村)