KSプロジェクト・俳句甲子園〜road to MATSUYAMA〜全国大会観戦記②
2018.08.18
こんにちは。KSプロジェクト「俳句甲子園への道〜road to MATSUYAMA〜」です。
8月18日(土)、今日は開会式、そして予選リーグの日になります。場所は松山市最大の繁華街に位置する大街道アーケード商店街。屋根はあるとはいえ、屋外での試合は暑さとの戦いでもあります。
開会式です。堂々たる入場行進をご覧ください。
予選リーグは、4校による総当たり戦。勝ち抜けば、お隣りFブロックの勝者と決勝リーグ進出をかけた戦いに進めます。過去2年は、ブロック突破を果たすことができなかったため、まずはそこを目標に一日はスタートしました。
今大会最初の対戦相手は、愛知代表の名古屋高校。名古屋高校は第18回大会の優勝校。相手にとって不足はありません。「草笛」という兼題で行われた試合は白熱した好試合となりました。両校一歩も譲らず、先鋒、次鋒、そして大将戦いずれも旗は3対2。まさに紙一重の戦いとなりました。結果は残念ながら 1対2で黒星スタートとなってしまいましたが、全国でも十分戦えることを周りに知らしめた初戦となりました。
目標であるブロック突破を果たすためには、絶対に負けられない第2戦。相手は、福岡代表の筑紫丘高校。こちらも九州の強豪校。兼題は「蛇」。一進一退の好ゲームとなりました。海城は、この試合を2対1と取り、目標達成に望みを繋ぎました。海城が勝利したことで、4チームが1勝1敗で並ぶ大混戦となりました。お昼休みを挟んだ午後の試合へと勝負の結果は持ち越されることに。
第3戦は、岩手代表の水沢高校B。水沢高校は、昨年度の大会で旋風を巻き起こした注目校。個性豊かな、エッジの効いた句が印象的な学校です。兼題は「胡瓜」。海城は幸先よく、先鋒戦を取ったものの、次鋒、大将戦を惜しくも落とし、 1対2で敗戦。善戦及ばず、予選リーグ敗退が決定しました。激戦のEブロックを制したのは、水沢高校B。目標達成はならなかったものの、海城は面白い句を作る学校、そして面白い試合をする学校、という評価をたくさんの方々から頂戴しました。全国大会において確実に何らかの爪痕を残すことができたのではないかと思っています。
明日はいよいよ決勝リーグが松山市コミュニケーションセンターで開催されます。決勝リーグ進出校は全部で6校。うち4校は本日の予選リーグで決定しています。残り2校は明日決勝リーグに先駆けて行われる敗者復活戦で決定します。そう実は海城にも、わずかではありますが、決勝リーグ進出の可能性は残されているのです。あきらめることなく、まずは明日に備える所存です。果たして海城の運命はいかに?
待て次号!
それでは明日またお会いします。