理科 地学科 冬の天体観察会2017@清里高原(1日目)
2017.12.28
12月26日(火)から28日(木)にかけて,山梨県北杜市にある清里高原で,地学部を中心とした中高合わせて31名が参加し,毎年恒例の天体観察会を行っています.今年は,風が強い氷点下の清里高原となり,寒さと闘いながらの観測会になっていますが,天候にも恵まれ,良い星空が眺められています.また,1日目の移動の際に途中下車し,富士山の過去の噴火で流れた猿橋溶岩流の露頭と桂川も見学しました.観察会の1日目の様子をアップします.
中央本線の鈍行でゆっくり清里まで移動です.猿橋駅で途中下車.日本三大奇橋の一つです.地学という分野にとらわれずに学びましょう!
その猿橋のすぐそばに富士山の猿橋溶岩流の露頭があります.見事な柱状節理であるとともに,こんなところまで富士山の溶岩流が流れていることも,地図と鈍行で移動していることから感じて欲しいところです.
すぐ横の桂川で川原の礫を中心に,景色,小さな水の流れがつくるミニチュア地形,霜柱などを観察.恒例になってきた桂川の礫集め.色々な場所でやると違いが見えてきます.
東の空のオリオン座
上弦の月
オリオン大星雲
すばる(プレアデス星団).清少納言も「星はすばる」と枕草子で述べています.
おまけですが,星々よりもきれいに写真が撮れた清里駅前のイルミネーション(笑)まだまだクリスマスムードが満点です.