全国高等学校ビブリオバトル2014関東・甲信越大会結果報告
2014.12.05
さる11月23日(日)、全国高等学校ビブリオバトル2014関東・甲信越大会が、よみうり大手町ホールで開催されました。
おすすめの一冊を持ち寄り、本の魅力を紹介し合う書評ゲームである「ビブリオバトル」がもとになっている大会です。本校からは、高校1年4組の高嶋勇哉が本校の代表として、出場しました。新年1月11日(日)に開催予定の全国大会行きの切符(たったの2枚‼︎)をかけ、他校の精鋭たち(61名)と熱い戦いを繰り広げました。大会は、まずAB、2つのブロックに分かれ、準決勝が行われます。各ブロックそれぞれ6つの会場に分かれ、そこから勝ち上がった6名により、決勝が行われる流れです。
高嶋が今回紹介した本は、鷺沢萠の「少年たちの終わらない夏」。もういい加減大人にならなければならない、いつまでも馬鹿やってもいられない、頭ではわかっていても、なかなか前に踏み出せない、そんな若者たちのひと夏を描いた鷺沢の代表作です。現役の高校生だからこそ、共感できることがあると訴えかける高嶋のプレゼンは、同世代の高校生はもちろんのこと、元高校生の大人の心にも響くものでした。残念ながら、わずか数票差の2位に終わり、決勝進出はなりませんでしたが、多くの聴衆者の心に残る素晴らしい発表でした。
先週の石崎に続き、悲願の全国大会進出はなりませんでしたが、石崎高嶋共に持てる力を存分に発揮してくれました。2週に渡り、素敵な発表に立ち会えたことに感謝しています。
高1国語担当