2017年度 中2 イングリッシュキャンプ 3日目
2017.08.16
14日より始まった中学2年生対象のイングリッシュキャンプも、本日で3日目を迎えました。
1泊分、期間を延長し全行程4日間での開催となった今年度、最終日に発表を行うスキットの練習に生徒たちはこれまでよりも落ち着いて取り組むことができているようです。
英語の発音やイントネーションはもちろんのこと、声の大きさや表情、舞台上での動作や立ち位置などにも焦点が当てられ指導が行われる様子は、さながら本当の意味での演劇指導のようにも思われます。
またスキット練習の空き時間には、生徒たちが発表を行う際に助けとなるよう、コミュニケーションの多様な面に焦点を当てた指導が行われました。
まず午前中に行われたReader’s Theaterと呼ばれる活動で生徒たちは、英語の短い物語の読解をグループで行い、それを劇へと仕立てていくことを経験しました。この活動の中では特に、指導員である教員との英語でのやり取りや発表での立ち振る舞いなどにより自信を深めてくれたようです。
昼食後には1950年代アメリカの名作シチュエーションコメディを鑑賞し、日常的な英語の表現などに親しみました。ドラマを鑑賞している生徒の笑い声を聞く限り、観客をひきつける英語の話し方や仕草にもより興味を持ってくれたのではないでしょうか。
さらに就寝前の最後の活動では、Charades(ジェスチャーゲーム)を行い、言葉に頼らず何かを伝える際の動作の工夫についても学びました。ここでは、友達がジェスチャーで出すヒントに対し、英語で必死に意思疎通を図ろうとする聞き手側の姿勢が非常に印象的で、いまや初日に見られた遠慮も薄れ、間違いを恐れずより積極的に関わろうとし始めた子どもたちの成長が非常に微笑ましく感じられました。
キャンプ最終日である明日はいよいよ、この3日間で作り上げてきたスキットの発表です。きっと、これまでの様々な経験を糧に素晴らしい英語劇を見せてくれることでしょう。
(英語科:永田)