7月8日（土），地元の方々で作る「落合蛍を育てる会」主催の「ほたる観賞の夕べと夜のおとめ山公園」が今年も行われました．この催しは，夜のおとめ山公園を開放し，地域の方々におとめ山公園で育てた蛍を観賞してもらうイベントです．普段，おとめ山公園で調査を行っている地学部では，毎年，参加しており，日頃の研究内容を説明しました．自分たちの普段取り組んでいる研究が，住民や公園にかかわる人々にどのように受け取られるのか，具体的に感じる機会になったでしょう．今年度は，期末考査中になり8日（土）のみの参加でしたが，研究活動に感心してくださる方もいて，生徒はもう一日参加したそうな様子でした．その熱意を普段の活動に地道につなげて欲しいと思います．また，教員でも親でもない地域の方々との交流も貴重で，毎年，面倒を見てもらっている地元の方々にも御礼申し上げます．

会場の様子．多くの入場者が列を作っています．こういう地元の方々や一般市民との関わりが，生徒にとっても成長の機会になります．学校の代表として，丁寧に接してほしいものです．

地元の落合蛍を守る会のブースをお手伝い．

地学部の研究発表．地域の方々の中にも熱心に質問される方がいます．専門的な研究内容を一般の方に平易に説明できることが大切です．自分たちだけの研究ではいけません．