KSプロジェクト・言葉系外部コンテストにチャレンジ、始動!!
2017.05.14
今年度よりスタートしたKSプロジェクトの一つである「言葉系外部コンテストにチャレンジ」がついにスタートしました。
私たち国語教師は、折にふれて生徒に対して、言葉で何かを表現することの面白さを説いてきました。自分が表現したことが他者にしっかり伝わった時の望外の喜びを知ってもらいたいからです。そしてその一方で、そのことの難しさもわかってもらえるよう努めてきたつもりです。言葉に裏切られる苦しみを知ることもまた必要だと考えるからです。
私たちが今回企画したプロジェクトも、この喜びと苦しみを参加してくれた生徒一人ひとりに味わってもらいたいという思いで企画いたしました。
1学期は、8月に俳都松山で開催される俳句甲子園全国大会への出場を目指すことを目標としています。
受講者18名を6名ずつ3チームに分け、先日エントリーを済ませました。
参加登録とともに予選で使用する俳句の投句も済ませ、今は6月11日(日)の東京地区大会(@羽田空港第1ターミナル))に向け、投句した自分たちの句の理解を深めることや、ディベートの対策などを精力的に行っている所です。
3年の歳月をかけ、昨年度見事に悲願の初出場を果たした時のメンバーであるOBも、「後輩のために」と大学の講義の合間を縫って、指導のために母校へ駆けつけてくれています。
俳句の心得が特にあるわけでもなく、ただ知的好奇心に突き動かされ集まった受講者たちが、集まる度に成長していく様を見るのが何よりの楽しみになってきています。彼らの成長の軌跡を、この「生徒を知る」で今後引き続きお知らせする予定です。受講者18名のこれからにご期待ください。
KSプロジェクト「言葉系外部コンテストにチャレンジ」担当