高1山の家 2日目
2013.10.24
高1山の家の2日目、午前中は「自然を学ぶその②」ということで、クラスごとに山中湖周辺の自然観察をしました。1日目は富士山で一次遷移の初期などの植生を観察しましたが、2日目は遷移が進み、ヒトが薪炭林や茅場として利用し、二次遷移で生じた夏緑樹林や針広混交林の観察でした。大平山や高指山、ハリモミ純林、東大演習林などのコースに分かれました。それぞれ、ガイドの話を聞きながら、自然観察を行いました。
午後は「自然を楽しむ」ということで、個人でそれぞれ選択したコースに行きました。コースは5つあり、洞窟樹海探検、ロゲイニング、マウンテンバイク、カヌー、釣りです。少し雨が降りましたが、すべてのコースを楽しく実施することができました。
夜は、翌日に行う清掃活動の事前学習。富士山に捨てられるゴミの現状について、スライドを使いながら説明してもらいました。
管理されていない人工林(ヒノキ林)についての説明を受ける生徒達。
イノシシがミミズなどを食べるために土を掘った跡(ツチ場)についての説明を聞く生徒。
大平山山頂での記念撮影。天気が良ければバックに山中湖と富士山が見えるのですが・・・。
夏緑樹林の極相種として授業で習ったブナを観察する生徒。これがブナですよ。
ロゲイニングでは、地図上のチェックポイントに行き、問題を解き、その得点を競いました。出発前に、どのようなルートで回るのか考え中。
ロゲイニングで唯一満点でゴールし、優勝したチーム。全部回りきれない設定だったようですが、体力と知力で想定外の結果を残しました!
富士山の清掃の講演会の様子。どのようなゴミがどのような場所に捨てられているか、詳しく話をしていただきました。