• 理科 地学部 第15回自然科学研究機構シンポジウム 参加

理科 地学部 第15回自然科学研究機構シンポジウム 参加

2013.10.16

  • 理科

 10月14日,地学部は第15回自然科学研究機構シンポジウム「宇宙における生命 アストロバイオロジー −天文・地球・生物・物理・化学の最前線研究者が熱く語る−」に参加しました.
 自然科学研究機構が主催とあって,普通なら揃えることが困難な豪華な研究者やジャーナリストが集まり,生の講演が聴ける贅沢な講演会でした.会場には大人が圧倒的に多く,中1も含む中高生には用語も説明も難しく,学習していない内容も多かったでしょう.まだ学習していないからわからないという考え方が,生徒にも教員にも多いように思いますが,わからなくても聴いてみたという経験も大事だと思っています.例えば,わからなくても難しい本を手に取ってみることは,自分にとっても大切な経験でした.わからなくても超一流の先生方の話に耳を傾けると,何かしら得るものがあります.大学の講義も本来そうかもしれません.何でも教わるのではなく,自分から主体的に学んでほしいというのが地学部で参加させている1つの狙いです.
 という私の考えを超えて,部員たちは熱心にメモを取り,講演に聴き入っており,さすが海城生と感心させられました.現実を見ることも大切かもしれませんが,こんな魅力的な研究に取り組む研究者が,部から出てくれたらと期待します.連休最後の好天の日でしたが,室内でも知的な充実感を得られたのではないしょうか.
 最後に,有意義な一日を作って下さった機構と講演者の方々に御礼申し上げます.
第15回自然科学研究機構シンポジウムのHP:
http://www.nins.jp/public_information/sympo15.php
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会場となった学術総合センター(一橋講堂)まえで記念写真
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2. 自然科学研究機構のブースを見学する生徒