地学部 第10回身近な水環境の全国一斉調査&落合崖線巡検
2013.06.08
6月2日の日曜日,地学部は,第10回身近な水環境の全国一斉調査に参加し,高田馬場付近の神田川とおとめ山公園の湧水の水質を調べました。この一斉調査は,みずとみどり研究会が主催となり,2004年から毎年6月に実施されてきました。水環境の保全や修復に関する市民の意識の高まりから,調査には一般市民や学校の児童・生徒などが参加し,全国の水質マップを作って実態を把握・比較し,水環境に関する理解と関心を高めてもらうことが目的です。調査地点の数は全国で約5000ヶ所程度にもなる大規模なもので,去年から本校地学部でも参加し始めました。
また,当日は新入生の歓迎も兼ねて,神田川(高田馬場付近)とおとめ山公園の水環境調査をしながら,地形や水文学に関する案内をしました。午前中は,石神井川を調べている東京家政大附属女子中学校高等学校の理科部の生徒も同行し,お互いに交流しながら巡検を行いました。雨の予報だったのに,うまく晴れ間となり,風が心地よく過ごしやすい一日でした。お疲れさまでした。
身近な水環境の一斉調査HP:http://www.japan-mizumap.org/index.htm
高田馬場付近の神田川での水質調査風景
おとめ山公園の湧水の調査。東京家政大附属女子中学校高等学校の生徒にも一緒に回りました。
新入生同士で協力して,初めての流量を測りました。実際に手を動かすといかがですか?
記念写真。自分で得たデータから自然現象の一端が見えてくると面白いですよ。
紫陽花の季節ですね。