生物部「雑木林の調査と落ち葉掃き」
2017.03.06
2月5日に東大和市の雑木林の毎木調査に参加してきました。参加してきた生徒は6名、雑木林の植物や菌類、鳥類に興味を持っています。樹木の種類を覚えるには、調査に参加するのが良い方法です。樹木を樹皮や冬芽を観察しながら、図鑑を使って樹種を同定し、その胸高直径を測定しました。調査したデータなどからこの雑木林の管理方針などが作られていきます。雑木林の植物と菌と鳥の相互作用について、今後も研究をしていく予定です。
藪漕ぎをしながらの作業、大変でした。
樹種を同定し、胸高直径を測ります。1本1本丁寧にデータを取りました。
2月19日には埼玉県所沢市北野の谷戸で落ち葉掃きの作業をしてきました。今回は中1の生徒が活躍をしてくれました。昨年溜めた落ち葉からは多くのカブトムシの幼虫が出てきました。落ち葉は堆肥を作る目的で作りますが、その一方でカブトムシの幼虫の成長の場にもなります。人の活動に適応した昆虫がいることを感じることができました。
落ち葉掃きをした雑木林
落ち葉掃きで活躍する1年生
昨年作った落ち葉溜めには大きなカブトムシの幼虫がいました!