理科 地学部 日本科学協会の出前授業「もしも地球が立方体だったら」に参加・支援
2016.11.21
11月20日(日),地学部は,日本科学協会の行っている出前授業「もしも地球が立方体だったら」に参加しました.この出前授業は,茨城県の市町村や大学,NPOが立ち上げた「いばらき子ども大学」という事業からの要請を受け,日本科学協会が支援したものです.茨城県筑西市の茨城県県西生涯学習センターで行われ,茨城県内の小学校4~6年生を集めて行われました.
遠方にはなりましたが,本校地学部の生徒達も9名が参加し,授業で行われたA4用紙を使った立方体地球の作製の際に,小学生たちに折り方を教えるサポートをさせていただきました.自分はわかっていても,小学生にもわかるように説明することは簡単ではありません.易しく説明する意識と力をつける良い機会になったのではないでしょうか.また,出前授業「もしも地球が立方体だったら」では,東大名誉教授の木村龍治先生のご講演を聴くことができ,特に偏西風波動の実験では,とてもきれいなモデル実験を見ることができました.さらに,昼食時などに控室で少しお話しすることもできた生徒もおり,お手伝いだけではなく,とても有意義な日曜日になりました.
日本科学協会「もしも地球が立方体だったら」
http://www.jss.or.jp/fukyu/cubicearth/
木村龍治先生の出前授業
A4用紙から立方体を作る作業をサポートする生徒.中1もいましたが,なかなか立派でした.
地球の大気循環や偏西風波動のモデル実験の様子.昔,放送大学で見た先生の美しい偏西風モデル実験を生で見ることができ貴重な経験でした.材料は身近なもので,文化祭でチャレンジしてみては?