生物部 「まちの先生見本市に参加」
2013.02.06
2月2日、本校の目の前の新宿区立戸山小学校で開催された「第12回まちの先生見本市」という環境活動を発表するイベントに出展しました。生物部では、教室を1室お借りして、「おとめ山公園の水生生物」と「北野の谷戸の里山保全活動」についてのブースを作り、発表してきました。おとめ山公園の水生生物では、おとめ山公園の食物網を中心に発表しました。その食物網に該当するモツゴやスジエビ、オニヤンマのヤゴの生体、顕微鏡を用いてプランクトンの展示をしました。北野の谷戸の保全活動では、田んぼと雑木林のつながりについて発表し、雑木林の堆肥中のカブトムシの幼虫の生体を展示しました。子供から大人まで様々な方がブースに来てくださいました。他の環境活動をしている大人や大学生とじっくり話をしたり、子供たちにはわかりやすく話をしたり、コミュニケーションの観点でも良い勉強になったと思います。今回のイベントのゲストコメンテーターとして参加されていたNHK気象キャスターの平井信行さんもブースに来てくださり、顕微鏡でおとめ山の「アカツボワムシ」や「ケンミジンコ」を観察され、生徒達も喜んでいました。今回の発表を通して、生徒達も活動の意義などを再確認でき、様々な方々話をすることで活動のモチベーションも上がったのではないでしょうか。
(生物部顧問)
生物部のブースの様子
水槽の中のモツゴやオニヤンマのヤゴについて説明している様子。
展示したコナラの実生。これは昨年拾ってきた北野の谷戸のドングリから育てたものです。
他団体の展示も見に行き、熱心に説明を聞きました。
戸山小学校から見た海城の校舎。目の前の小学校での発表は新鮮でした。
ブースで記念撮影。
新宿エコレンジャーの皆さんと記念撮影。「エコフラーッシュ!」