理科・地学部 第52回生徒理科発表会に参加

2013.01.20

  • 理科

 1月20日、毎年東京都の私立中学校・高等学校の理科系クラブ(物理・化学・生物・地学)が集まる「生徒理科研究発表会」が明星中学高等学校の講堂で行われました。中高合わせて50校、86件の誌上発表があり、そのうち39件が約6分間の口頭発表を行いました。本校からは地学部が以下の3件の発表を行いました。
①「新宿区立おとめ山公園の湧水と周辺地下水・降水量の関係」(誌上発表・口頭発表)
②「酸処理で抽出した葛生地域のペルム紀腕足類」(誌上発表・口頭発表)
③「ポットホールの成長過程で形状に違いが生じる原因」(誌上発表)

 口頭発表①の様子


  
  
 今回口頭発表した2名の生徒(中3,高1)は、大勢の前で発表するのは初めてでしたが、500名以上の聴衆の中、大変堂々とした発表で頼もしく感じました。全体としては、中1から高2までの生徒が、計4時間にわたって、次々と興味深く、魅力的な発表を行っていきましたが、彼らの発表も決してそれらに引けを取るものではありませんでした。
 範囲が物化生地にまたがっているため、すべてを理解するのは困難でしたが、その分、参加した生徒それぞれにとって興味ある発表、有意義な発表が見つけられたことと思います。身近な事柄に題材を得ているもの、研究者さながらの専門性の高い発表などもあり、発表の仕方や研究の進め方、着想の得かたなど、他校の発表から様々なことを学び、また、課題や反省などを得ることができたと思います。
 おそらく今日この会場にいた生徒の中には、将来の学者もいることでしょう。このような場で受けた刺激を、ぜひ普段の活動にも反映してもらいたいです。

 とても大きな会場で、見ているこちらまで緊張しました

 紀要の表紙と①の誌上発表

 ②,③の誌上発表

 口頭発表①の様子その2

 口頭発表②の様子

 口頭発表②の様子その2

 集中して他校の発表を聞く生徒

 最後に会場の前で集合写真