10月15日（土），地学部では，去年も参加した国際ダークスカイ協会東京支部主催の一般講演会「秋の夜長にダークスカイ・トーク」に参加しました．

中心的な講演は，星空ガイドでEarth & Sky 社代表の小澤 英之 氏による「ニュージーランド・テカポの星空の魅力と，星空保護活動で気づいた大切なこと」でした．小澤さんが，ニュージーランドのテカポの星空に魅せられ，ニュージーランドに渡り，地元の人々とともに，星空観光と環境を守る活動をされたこと，そしてそれらの活動を通して感じたことなどをお話しいただきました．特に，世界遺産への登録をめぐる話，また，相対するように感じる経済発展と星空保護との両立についての話など，大変，興味深い内容でした．
続いて，東洋大学准教授の越智信彰先生より，「八重山諸島の星空保護区認定を目指して」という短めの講演があり，日本でも星空保護の運動が行われ，着実に進んでいる地域があることを知ることができました．八重山諸島で星空を観望したいと思いました．

学校説明会で自宅学習日であった生徒ですが，２学期前半の慌ただしさから解放され，星空について少し考える良い機会になったのではないでしょうか．我々の学校のある新宿区も考えなければいけないことが沢山あるのではないでしょうか．

講演会の詳細は，以下のHPにございます．http://idatokyo.org/talk2015/annai.html