古典芸能部、浦和高校落語研究部訪問
2013.01.07
海城プレスをご覧の皆様、新年明けましておめでとうございます。
古典芸能部は、新春の活動第一弾として、渉外部門一同にて、6日に埼玉県立浦和高校落語研究部を表敬訪問いたしました(写真1)。
これは昨夏に提携を開始した私立芝学園落語研究部との交流に続くものです。
浦和高校との交流は昨秋以来の念願であり、同校顧問の森住明広先生にご尽力を賜り、実現したものです。
通常は、落語鑑賞をメインとし、校内での月例落語会開催、老人会や小学生への出前落語、そして文化祭での寄席開催を活動の柱としているという浦和高校落語研究部。創部は実に半世紀前に遡り、多くの俊英を輩出した名門です。
一門の亭号は「銀杏亭」。これは同校正門に屹立する名物の銀杏(写真2。前列が浦和高校の皆様)からとったものとのことです。
〈写真1〉
〈写真2〉
森住先生をはじめ、部長の松永峻彦さん(高2。銀杏亭あだな。得意ネタは「あたま山」)、宮﨑瞬さん(高2。銀杏亭楽瞬。得意ネタは「時そば」)、松村美貴也さん(高1。銀杏亭松也。得意ネタは「寿限無」)から大歓迎を受けた我々一行(なお本日、所用により欠席されましたが、新井泰夫さん(高2。銀杏亭楽瀬溜。創作落語がメイン)も所属されています)。
本部育成部長徳田俊介君の「芝学園さん、浦和高校さん、そして本校の三派による緩やかな連携から始め、将来は中高落研の首都圏連合の結成をも視野に入れたご交際を賜りたくお願いします」と熱意を披露したところ、皆さんに快諾を頂きました。
殊に、松永部長の「分かりました。こちらこそよろしくお願いします。是非、我々で歴史を作っていきましょう」との弁に、一同感激、鼓舞された次第です。
また、松永さん、宮﨑さんは同校の合唱部と兼部されており、その発声が高座に役立っているとのことで、近々、その技術を伝授してくださるとのこと。早くも交流効果が出現、といったところでしょうか。楽しみでなりません。
席上、今月中に本校にて、記念すべき「三派連合」の発会式を行うことも併せて決定することができました。その模様も本欄にて御紹介したく、ご期待頂きたく存じます。
ともあれ、浦和高校の皆様、本日(6日)は誠に有難うございました。
(古典芸能部顧問)