生物部 北野の谷戸での稲作・畑作 〜収穫〜
2012.12.21
生物部では埼玉県所沢市にある北野の谷戸で里山ボランティア作業をしています。その作業の一環で、今年も無農薬・無化学肥料で稲作や畑作を行いました。10月14日には稲刈りやサツマイモの収穫を行い、10月28日には稲の脱穀、11月11日には収穫祭を行いました。雨の中での5月の水苗代作りから始まり、代掻き、田植え、炎天下での3回の草取りの成果もあり、立派なお米を作ることができました。収穫祭で食べたお米は格別においしかったです!生徒たちは、様々なボランティアの方々との交流しながら、農業の大変さや楽しさなどを学んでくれたのではないかと思います。また、作業中に出会う様々な生物と触れ合うことで、農業とその環境が育む生物多様性を体感できたのではないかと思います。
稲刈りの様子。
一年生の中には初めて稲刈りをする生徒もいました。稲刈りを始めると夢中になって稲刈りを続けていました。
刈った稲は、稲わらで結びます。農業指導の方に結び方を教わりました。
まとめた稲ははざかけに掛けて乾かします。
稲刈りの後は、芋ほりもしました。
10月28日にはざ掛けで乾かした稲の脱穀をしました。明治時代に作られた足踏み脱穀機を使いました。
脱穀した後は、籾の選別をしました。先輩、後輩輪になって、「先生」について、あることないこと楽しそうに話していました。こうした農作業中の雑談も楽しみの一つですね。選別後は唐箕(とうみ)にかけて、さらに選別しました。
11月11日には収穫祭を行いました。収穫したイモを洗う生徒。水が冷たかったですね。
イモは、釜にセイロをのせ、その中で蒸かしました!甘くておいしかったです。
新米は、薪を燃料に、釜で炊きました。甘みがあって、とてもおいしかったです!