地学部 3校(武蔵・桐朋・海城)合同発表会
2012.11.24
11月23日、地学部地質班は私立武蔵高校で行われた合同発表会に参加しました。これは武蔵高校の地学部部長を中心に、生徒たちが企画・運営したもので、今回はその第1回です。目的は主に、部活間の交流・情報交換をすること、各部の研究が進展するような議論をすることです。
海城はトップバッターでの発表
司会者の自己紹介やアイスブレーキングタイム(打ち解ける時間)のあと、各部の研究発表に移りました。まず、部活の概要や現在取り組んでいる研究の内容とその課題などをパワーポイントで15分にまとめて発表し、それについて2グループに分かれて問題点や今後の進め方について議論した後、さらにそれを集約し全員で共有するという形です。
海城はトップバッターとして登場し、やや緊張した面持ちでしたが、なんとか発表をまとめられました。発表内容は、海城が長瀞や多摩川でのポットホールについて、桐朋が五日市産出の玄能石の正体について、武蔵が武蔵高校周辺における火山灰層の分布についてと、いずれも興味深いものでした。議論する場面では、海城の生徒は初めやや気後れしてしまっている印象もありましたが、他校の生徒さんにも助けられながら、後半は自分の意見を言うこともできるようになり、活発に参加できていたようでした。「もっと場数を踏まなきゃ」といった前向きなコメントが聞かれたり、「他校は知識量が多く、レベルが高かった」といった声なども聞かれ、おおいに刺激を受けていたようでした。
今後も生徒たちが主体となって継続的に開催されることを期待しています。 地学部顧問
まずは自己紹介から始まりました
グループ別の議論①
グループ別の議論②
最後にそれを集約しまとめました