地学部 栃木県佐野市葛生で調査
2016.08.05
本校地学部の生徒1名は、今年度の公益法人日本科学協会メンター制度のメンティーに採用されており、栃木県佐野市葛生の石灰岩に関する研究を行っております。その第1回目の野外調査として、8月3日(水)に、手伝い役の生徒2名とともにフィールドとなる地域を訪れました。メンターをしていただいている葛生化石館の学芸員の先生のご指導の下、調査やサンプリングに汗を流しました。
写真の右と左で岩相が異なるのがわかるでしょうか
現地の石灰工業会社さんのご厚意によって鉱山に入らせたいただくことができました。
最後にもう一度化石館に寄らせていただき、研究の内容に関する話をお聞きしたり、化石館の展示を見学させていただいたりしました。葛生化石館では「石と化石と宮沢賢治展」という夏期企画展を開催中で、引率教員も大変興味深く展示を拝見させていただきました。
11月27日まで開催中とのことです。
いろいろな人からのご支援・ご協力のおかげでこのような研究活動を経験することができるということをよく認識し、幸せに感じてくれればと願います。今後の研究がどのように進展してくのか非常に楽しみです。