本日は，生徒たちは終日ホストファミリーと過ごしています。ホストファミリーと一日ゆっくり過ごすのは今日が最後です。どのような一日を過ごしているのでしょうか。引率教諭２名は，鉄道に乗って隣町のウスターへ行ってきました。ウスターについては，ウスターソースの語源となった町ぐらいの知識しかなかったのですが，初めて雨が降るなか訪れてみると，デパートやショッピングモール，２つの大学があるなど，大きな町であることが分かりました。その町のシンボルになっているのがウスター大聖堂です。歴史と由緒のある聖堂であることは聞いていたのですが，実際に行ってみると，その荘厳さに驚かされました。礼拝所は数百人も座れる広いスペースで，何よりも大きな窓に造られたステンドグラスの美しさにため息が出ました。そして一番驚いたのは，ジョン王の墓があったことです。ジョン王とは，1215年にマグナ・カルタ（大憲章）を署名した国王です。本人の遺言により，ここに埋葬されたそうです。帰りの列車まで時間があったので，行きに車窓から見えた図書館に行ってみました。オープンして間もないのですが，そのスペースの広さと居心地の良さは，日本ではなかなか見られないと思います。書架に日本の漫画の英語版がたくさん並んでました。最後に，モーバンでも，ウスターでも日本人（海城生ではありません）を見かけました（日本人はどこへでも出かけるのでしょうか…）。（研修引率教諭）

（ウスター大聖堂）

（大聖堂内の様子）

（大聖堂のステンドグラス）

（ジョン王の墓）

（ウスターの街で偶然出会った生徒と一緒にいたホストファミリーと撮影）

（ウスターの図書館「Hive」）