地学部 柿田川湧水の巡検
2012.07.29
7月28日,地学部は 静岡県三島市にある柿田川湧水を訪れました。早朝に東京駅を出発し,鈍行で3時間ほどかけて三島駅へ。午前中に,三島駅前の楽寿園で三島溶岩の見学をして,その後,柿田川公園に向かいました。公園で昼食後,本日のメインである柿田川湧水を見学しました。炎天下の中,三島市内方面へ徒歩で移動し,途中から源兵衛川沿いを散策しました。湧水を集めているので涼しく,休憩時には足を冷たい湧水につけたり,タオルを濡らしたりしました。きれいな湧水が作りだす気持ちの良い景観の中,良い学びとなったでしょうか。
地学部顧問
柿田川公園で記念写真。学習院中等科の地学部と合同で行いました。
柿田川公園で見ることが出来る湧き間の湧水。ボコボコ湧いてくる姿が見えるのは珍しいです。
もうひとつの湧き間。これは部員にも好評です。
湧き間だけの拡大写真。何とも言えない透き通った青が印象的です。
市内を流れる源兵衛川を散策。足をつけたり,顔を洗ったり,気持ちいいです。
源兵衛川のバイカモ(梅花藻)。本来,高山や寒冷地に咲く可憐な花です。
源兵衛川の水中写真。バイカモ(梅花藻)が暖かい三島市に生育するには,年中,水温が一定な清涼な湧水の流れがあってのことです。
お昼に羽化していたお寝坊さんのセミ。今年は,都内でセミの声を聞きましたか。私は三島市に来て初めて聞きました。ゼミの少ない年なのでしょうか。