※計画内容については現段階でのものであり、 今後の検討により変更となる可能性があります。
AIの加速度的発達に代表される、変化に富んだ将来を生きていく生徒たち。
どのような社会にあっても通用する学力を養う場としての新理科館を目指します。
またキャンパス全体における新理科館の位置付けや敷地周辺環境との関係も
重要であると考え、次の3つを基本コンセプトとして計画しています。
1. 学び・交流・発信が融合する新しい理科館
2. 学園の新しい「顔」としての新理科館
3. 環境教材やものづくりを体験できる教材校舎
物理・化学・生物・地学の4科それぞれに専用実験室を設け、各科の授業に適した教育が行える 環境をつくります。
専門性だけでなく理科として4科を横断したつながりや連携を強化するため、各科の活動状況が互いに垣間見える「見通しの良い」計画とします。
生徒にとって様々な居場所を随所に設け、生徒間の交流や自発的な自由利用を促します。
建物の大きさをコンパクトに抑え、前庭と一体的で開放的な外観とし、前庭で生徒たちを出迎える風景を継承します。
今までの緑豊かな風景を踏襲し、様々な緑化手法により新しい学園の「顔」をつくります。
様々な環境配慮手法等を導入するとともに、その内容や仕組み、効果を「見える化」して、誰にでも分かりやすく、実体験を通じて理解できる環境教育教材となる校舎とします。
建築面積: | 約 1,160 m² (351 坪) |
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延床面積: | 約 3,380 m²(1,022 坪) |
構造・規模: | 鉄骨造、地下鉄筋コンクリート造 地上 3 階(一部 4 階) 地下 1 階 |
設計・監理: | 株式会社久米設計 |
1 階: | 物理実験室、地学実験室、階段教室 |
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2 階: | 生物実験室、共同実験室 |
3 階: | 化学実験室、共同実験室、講義室 |
屋上: | 屋上緑化、温室 |
既存校舎解体: | 2019 年(平成 31 年)4 月~ 2019 年(令和元年)11 月 |
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新理科館建築: | 2019 年(令和元年)12 月~ 2021 年(令和 3 年)5 月 |
供用開始: | 2021 年(令和 3 年)9 月 |