新築工事 進捗報告(11月20日)

2020.11.20

本日の工事報告です。

 

鉄骨工事、順調に進んでいます!

まずは前回報告時の写真から。

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そして現在の写真がこちらです。

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前回のご報告では2階までの高さでしたが、現在は4階&屋上の高さまで組み上がっています。

前回のご報告からまだ10日しか経っていません。

早い早いとはよく聞きますが、こんなに早いんですね。

いやーびっくりです。

 

そんな中、現場に少しお邪魔させて頂きましたのでレポートいたします。

 

まずはこの方のご紹介。

鉄骨鳶の金丸さんです。

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この方が鉄骨工事のキーマン。

この工事のスピードは金丸さんの的確な仕切りによって生み出されていました。

お世話になっております!

 

ちょうど柱を組み立てるところでしたので、撮影させて頂きました。

まずはトラックで運び込まれた鉄骨を現場に受け入れます。

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そして別のクレーンで吊り上げるためのフックを取り付けます。

取り付けるフックはこんな感じです。

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実際に取り付けるとこんな感じ。

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そして準備が整ったら吊り上げます。

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よく見ると梯子もくっつけていますね。

組んだ後に梯子を取り付けるのは大変なので、事前に取り付けて一緒に吊り上げるんだそうです。

合理的ですね。

 

柱なので、ゆっくりと垂直にしていきす。

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垂直になってバランスが取れたら吊り上げていきます。

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そして目的の場所へ。

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ここで1つ注目ポイント。

クレーンの左側に人が見えますが、この方は鳶職人さんではなく測量士さんです。

当然、傾きなく立ててくれているとは思っていましたが、こうやってちゃんと定量的に確認しながら立ててくれているんですね。

実に丁寧なお仕事です。

 

ちなみに柱と柱の接合部分はこんな感じになっています。

4面に仮止め用の金具がついています。

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この金具は「建方エース」って言う名前だそうです。

そう言えば基礎工事の時には「基礎エース」って言うものがありました。

ダブルエース。

治具界の今中・山本ですね。

 

そして接合されるとこんな感じです。

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最終的には、建方エースが取り外され、建方エースが取り付けられている出っ張ったプレートも切断され、ぐるっと溶接されます。

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それによってバラバラだった2本の柱が一体化して、1本の柱と同じ強さになっちゃうんです。

溶接ってすごいですね。

溶接した写真はいずれまた。

 

別の日になりますが、ちょうど柱の接合風景を動画に収めることができましたので宜しければ合わせてご覧ください。

動画はこちら

 

以上、柱の組み立て風景でした。

金丸さん、お忙しいところありがとうございました。

 

では最後に、その他いくつか写真を撮らせて頂きましたのでざっとご紹介します。

 

柱と梁の接合部分をボルト締めする作業

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ボルト締めを行う工具

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工具のソケットと実際に使うボルト(前回レポート参照)

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締めつけていって所定のトルクに達すると、このソケットの中でボルトの先端が破断します。

佐々木さん、撮影協力ありがとうございました!

 

梁の接合部分

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ボルト留めを行うプレートが蝶番でパタパタ動く仕掛けになっていました。

 

とても高いところで梁を取り付ける鳶職人さん

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危険が伴う、とても専門性の高いお仕事だと言うことが良く分かります。

本当にありがとうございます!

 

フラットデッキを敷きつめた2階

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小梁を挟んで右と左で段差があるのが分かりますか?

これでコンクリートの厚さをコントロールするそうです。(左の方がコンクリートが厚い床になります。)

 

フラットデッキと梁の溶接

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木の型枠には釘を打ち込んでフラットデッキを固定していました。

鉄骨には溶接で固定します。

 

梁には予め配管などを通す穴(スリーブ)があけられています。

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また万が一、物が落下しても大丈夫なように全ての階に安全ネットが張られています。

建設業界って安全に対する配慮が本当にきめ細やかですね。

 

例の階段がちゃんと出来上がっていました。(詳しくは過去レポートご参照)

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そして本日のラスト。

まだ組み上げている途中の柱の頭にカバーが被せられています。

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お察しの通り、柱は空洞なので、中に雨が入ってしまわないようにしています。

そして、このカバーの商品名が「お袋さん」

…なんでしょう、この安心感。

 

 

と言うことで、本日のレポートは以上です。

工事関係者の皆様、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。