新築工事 進捗報告(11月10日)
2020.11.10
本日の工事報告です。
いよいよ鉄骨工事が始まりました。
そろそろ建物を造ってる感が欲しいと思っていた皆さん、お待たせいたしました。
まずはこちらをご覧ください。
ついに立体的になってきました!
本日はいよいよ鉄骨工事のレポートです。
鉄骨工事はとても進みがはやく、長々とレポートを書いていると旬を逃してしまいますので、本日はあまり掘り下げずにサラッとご報告いたします。
まずは鉄骨の運び込みの風景です。
登下校の時間を避けて、本校敷地内の歩道にトラックを駐車させます。
運転手さん、こんな運びづらいところまで本校のために運んでくださり、本当にありがとうございます!
次に、トラックの位置はそのままで、クレーンにより鉄骨を工事エリアに移動させます。
トラックから鉄骨を下ろし終えたら、さっそく所定の位置に移動させます。
ちなみにクレーンは大きいやつと小さいやつの2台体制です。
巨大なキリンの親子みたいですね(違っていたらごめんなさい)。
所定の位置まで運んだら、予め仕込んでおいたアンカーに固定します。
アンカーとは、そうです例の「ハイベース」です。
前回レポートではこんな感じでした。
そこに柱が取り付けられるとこんな感じになります。
はい、すっきりしましたね。
これでハイベース君のストーリーは無事に完結です。
次に組まれた鉄骨の上に目を向けたいと思います。
すでにフラットデッキが敷かれていますね(フラットデッキの詳細は過去レポをご覧ください)。
これが全面に敷かれ、その上に鉄筋が組まれてコンクリートが打設されると2階の床となります。
今の状態で2階まで職人さんがどうやって登るの?って話になりますが、こんな感じの仮設階段がちゃんと組まれていました。
ちなみに仮設階段の右に見えているのが、ぶった斬られた2号館からの渡り廊下です。
以前はここが3号館とつながっていましたが、今後、新理科館もこの渡り廊下とつながることになります。
次に、こちらの2人の方が向き合っている写真ですが、これは柱と梁の接合部分をボルト締めしているところです。
よーく見ると、置いてあるダンボールに「高力TCボルト」と書かれていますが、それが今回使用しているボルトです。
実物はこんな感じ。
このボルトがまた優れものです。
もちろん機械を使ってナットを締めていくのですが、所定のトルクに達すると写真の左端の部分が折れる仕組みになっているんです。
それの何がいいの?って話ですが、勘が鋭い方はもうお分かりかもしれません。
そうすると、折れていないもの=まだ締めていないもの ってことで締め忘れを防ぐことができるんです。
これを考えた方に拍手ですね。
ちなみに、作業をされる方はこのようなカゴに載って作業をされていました。
これは「トビック」って言うんだそうです。
取り外し可能で、作業を行いたい場所に持っていって鉄骨に引っ掛けて使うんだそうです。
いやー、知らないものがいっぱいで建設現場って実に楽しいですね。
少し駆け足でしたが、本日の報告は以上です。
これからあっと言う間に鉄骨が組み上がり、建物のシルエットができ上がってくると思います。
想像しただけでワクワクしますね。
これからも新理科館工事から目が離せません!
と言うことで、工事関係者の皆様、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。