生徒向け 現場見学会(第1回)を実施しました

2020.02.27

2月25日・26日の2日間、戸田建設の齋藤所長をはじめ現場の職人さんの方々にご協力頂き、生徒向けの現場見学会を実施いたしました。

希望者に限った形ではありますが、2日間30名程度の生徒が参加してくれました。

当日は、3号館の基礎部分の解体がほぼ終わり、3号館の南側にあった築山(植栽の植っていた部分)の基礎の解体が行われていました。巨大な蟹バサミのような破砕機を使ってコンクリートがどのように砕かれて解体されていくかを実演と合わせて説明して頂きました。またコンクリートがどれくらいの強度があるのか、何に対して弱いのか、またその弱点を補うためにどのような工夫がなされているかなども説明していただきました。

続いて、今回の解体によって発生するコンクリートや鉄筋、アスファルトなどの廃棄物が極力再利用されるために、現場ではどのように分別されているかなど、建設廃棄物のリサイクルに関する取り組みについて詳しく説明して頂きました。

どの説明の時も生徒たちは写真やメモをとりながら熱心に耳を傾けてくれていました。

また、最後におまけとして、3号館1Fの床で使われていた鉄筋(丸鋼)が非常に古く、現在では使われていない物だということで、細かく安全にカットしたものを記念に配布して頂きました。

現場の皆様、お忙しいところお付き合い頂きありがとうございました。

なお、今後も今回のような見学会が継続的に実施できればと思います。

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破砕機の実演を見学する風景

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解体ガラのリサイクルについて説明を受ける風景